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邪魔な雑草から

2010年6月25日

今の時期畑や田んぼどこでも共通ですが,草が生えて生えて大変な時期です。

そんな草は大抵どこの畑でも邪魔者扱いしてどうにかなくそうと対策をするのが普通です。一部、草を生やして草と共生させて野菜などを育てる方法をやっている方もいますが、ごく一部で常識では「草一本も生えていない畑」はきれいにしていると褒められるような畑となっています。

でもそれが本当に自然な常態かどうかは… 草は絶対に生えてくる。生えてくるものを常にゼロにしなければならないということは常に草と戦っていなければならない

草と闘う。常に草ゼロの状態を目指して… こうなると毎日毎日草を抜き続けなければならなくなります。そんなことは専業でやっていても無理です。

草対策で一番多く使われているのが除草剤。確かに草は生えなくなりますが、草が生えない土が良いのか? それが自然か?と考えると不自然です。もちろん微生物によって分解されて無害化するということを言っていますが、そもそも人間を含め全ての動物は植物がいないと生きていけません。

植物ゼロの世界は誰も生きていけない世界じゃないでしょうか

それを消すことができる薬。確かに便利ですが… 使うのにはどうかなと思うところが多くあります。それに加えてスーパー雑草というような除草剤に抵抗性を持った草も増えてきた。

草をなくすのではなくもっと草と上手く付き合っていけるということが一番理想的じゃないでしょうか。

雑草は邪魔という考え方も変えていかないといけないんでしょうね。

今の農業の考え方はどうも ?? というようなところが多いです。自然を人間がコントロールすることが正しいあり方だとされているようですが、自然界のことは分からないことの方が確実に多いはずなので,その考え方のまま上手くいくのでしょうか?

このままの形を続けて,どんどん悪くなっている土から育ったものばかり食べ続けることは地球温暖化より怖いんじゃなかろうかと思います。

最近ドイツをはじめ、ヨーロッパでは雑草(Unkraut 役に立たない草という意味)という言葉を使わなくなった。全て野草(Wildkraut)と呼んでいる。

人間がこの地球上で生かされている限り,実は緑の植物の寄生虫の立場でしかない,自らの能力も健康も文化も科学も技術も、そして遺伝子資源も維持できない。自然界には邪魔者はいないはずです。日本でも,雑草という言葉を、草、あるいは野草と呼びかえる時期に来ているのではないか。

宮脇昭著  緑環境と植物学

まずは雑草という呼び方を変えることも必要かもしれないですね。

農業に関しては色々と名前や呼び方を変えることで違う意味にしていかないと今の言葉の意味に 疑問を感じることが多くありますね。

雑草じゃなく野草

呼び方を変えて考え方も変えていきたいものです

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